モーリスコーポレーション株式会社

　平素はモーリスコーポレーション株式会社に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

今日、およそ全ての人が車の必要性を感じている筈です。特に東京・大阪など主要都市の車の量はすさまじく、さまざまな問題も起こっています。私はこの事業を興すにあたって、駐車場という空間を取り扱うビジネスに、大きな可能性と使命感のような強いモチベーションを感じています。

ところで私は、多くの人々に都市空間の中の駐車場についてより理解を深めていただきたいと思います。都市空間における「道路」を考えるとき、その存在意義は非常に高いものになっています。にもかかわらず、車の休息地ともいえる駐車場については意識が足りないように思えます。例をあげるならば、ビルのエレベータはきれいに飾られ、建築物の顔として存在することが多いのですが、駐車場はビルなどの裏手にあって、ひっそりと車を迎えています。これはどうしてもおかしいと思うのです。これからの駐車場はメインエントランスの横にあって、明るい照明の下に建築物のエレベータホールと同じように装飾され、建築物の顔になっても良いのではないでしょうか。

「駐車場事業を通じてより安全で快適な車社会に貢献する」というのがモーリスコーポレーションの事業を推し進めていく私の信念です。